国民皆保険の維持に向け、国民医療費の2割を占める薬剤費の適正化は長年の課題とされています。
ジェネリック(後発)医薬品は、新薬の特許が切れた後に製造販売され、新薬と同一の有効成分を同一量含み、同一の効能・効果を持つ薬です。研究開発費用を低く抑えられるため、新薬に比べ薬代が安くなります。ジェネリック医薬品の使用割合は健保組合平均で90%に達しました。
また、医療費の適正化に寄与する医薬品にバイオ後続品があり、別名「バイオシミラー」とも呼ばれています。バイオ後続品は、ヒトや動物など、生きた細胞を利用して製造される先行バイオ医薬品の特許期間終了後に開発される薬です。先行バイオ医薬品と同等・同質の品質・有効性・安全性が確認されており、より低い価格で使用できることから、薬剤費を抑えることができます。
厚生労働省は、重複投薬・多剤投与への対策やセルフメディケーションの普及などを通して、加入者の適正服薬に関する取り組みを行う健保組合を評価する制度を進めていますが、2027年度からはバイオシミラーの使用促進も評価項目に導入する方針を示しました。健保組合の取り組みでバイオシミラーの認知度が高まることが期待されます。
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健保連HP「健康保険を知る・学ぶ」
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