お知らせ

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2020年07月01日
知っておきたい! 健保のコト 会社を退職した後の医療保険は?

 日本では国民皆保険制度により、住民はいずれかの公的医療保険制度への加入が義務付けられています。健保組合の加入者は退職後すぐに再就職する場合などを除いて、「加入している健保組合の任意継続被保険者(以下、任継者)となる」、「国民健康保険に加入」、「家族の健康保険に加入(被扶養者になる)」の3つの選択肢があります。

 任継者は、退職日までに2カ月以上の加入期間があり、資格喪失日(退職日の翌日)から20日以内に必要書類をそろえて、健保組合に任継者となることを申し出ることが条件です。保険料は退職時の標準報酬月額と加入している健保組合の前年9月末の全被保険者の平均標準報酬月額のいずれか低い方の報酬を用いますが、事業主が負担していた分も含めて納めます。

 メリットは従来の給付や補助などを継続して受けられることです。加入期間は2年間ですが、期間中に他の会社に再就職した、75歳(後期高齢者)になった、保険料を納付日(原則毎月10日)までに納めなかった――ときなどは、資格を喪失しますので要注意です。納め忘れを防ぐため、年度を単位とした保険料の前納制度もあります。

 国民健康保険に加入する場合は、住んでいる市区町村で手続きをします。任継者となるか、国保に加入するかの判断は、事前に保険料などを確認してから決めるとよいでしょう。なお、家族の健康保険の被扶養者を選択する場合は、収入などの条件がありますので、勤めている家族(被保険者)の勤務先を通じて、確認してください。

 

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