がん検診は、がんを見つけることだけではありません。死亡率や罹患率を低下させることを目的としています。がんと言っても、胃や大腸、肺、乳房、子宮等、がんができる部分が異なれば、がんの特徴も変わってきます。がん検診ではそれぞれのがんを調べるのに適した検査が用意されています。
また、がん検診を受診後、要精密検査と診断された方が、その後当該検査を受けているか確認するため、令和6年度からがん検診の検査結果の提出をお願いします。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
疾病予防の強化として、がん検診に対する費用補助を、下記の要領で行います。
- 補助対象者
- 35歳以上の被保険者および被扶養者(任意継続被保険者およびその被扶養者を除く)
- 補助金額
- 受診者1名について、6,000円以内の実費
- 検診実施機関
- 特に指定はしませんので、最寄りの病院、診療所等で検診内容等を打ち合わせのうえ、実施してください。
- 対象検査
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- 子宮頸部細胞診検査
- 乳房超音波検査 (マンモグラフィー検査含む)
- 腫瘍マーカー検査(CEA、PSA(男性)、シフラ、AFP、CA125(女性)、CA19-9)
- 肺CT検査
- PET検査
- 胃内視鏡検査
- 申請手続
- に所定事項をご記入のうえ、検診実施機関の検査内容等が記載されている領収明細書の写しを添付して、事業主が健保組合へ申請してください。
領収明細書の写しとは、①受診日、②事業所名もしくは対象者名、③検査内容、④検診費用、⑤検診実施機関名と㊞等が明記されたものとします。
- 支払方法
- 事業主に一括して振り込みします。
- 注意事項
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- ※対象検査について、保険診療にて受診した場合や、健保組合契約人間ドックのコースに各検査が含まれている場合は、支給対象外となります。
- ※申請するときは、がん検診であることを領収明細書等で確認のうえ、事業所で取りまとめて一括して提出いただくことになります。